ブックレビュー > 外国人作家 > スーザン・アンダーセン

私的好み度は…
=う〜ん、いまいち…/★★=まあまあかな/★★★=大好き!
マリン・トリロジー/竹書房ラズベリーブックス他
■ スウィートハートは甘くない

原題:Head Over Heels

発売日:2007.8(ラズベリーブックス)
私的好み度:★★

ヒロイン:ヴェロニカ・デイヴィス【インテリア・コーディネーター】
ヒーロー:ジェイムズ・クーパー・ブラックストック【バーテンダー兼マネージャー、作家】

スコットランドでの仕事を終え、家に戻ったヴェロニカを待っていたのは姉クリスタルが殺されたという報せだった。殺人の容疑者とされたのは姪リジーの父親でもあるエディで、彼は保釈後逃走したらしい。幼い姪の面倒をみる為、そして姉の遺したバー<ホンキー・トンク>を売却先が決まるまでの間維持する為に故郷フォッシルへ戻ったヴェロニカを迎えたのは、威圧的な金髪のバーテンダー、クーパーだった。何かとそりが合わず対立するものの、互いに強烈に惹かれあっていく二人。だがクーパーには隠された目的があった…。

※感想※
マリン・トリロジーの1作目。
ヒロインの姉クリスタルの殺人事件の謎を解くのがの話のメインのはず…なんだけど、どうも主役二人の火花バチバチのロマンスの方に作者の力がより入っている様な(笑)。全体に軽妙な感じで読みやすいですが、謎解きの面ではちょっと物足りない気も。それぞれに子供時代のトラウマを抱えている主役二人が、互いにぶつかりながらそれを克服していく展開は結構好きかな〜。
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