ブックレビュー > 外国人作家 > シャロン・サラ（ダイナ・マコール）
私的好み度は…★＝う〜ん、いまいち…/★★＝まあまあかな/★★★＝大好き！
| ハーレクイン（シャロン・サラ名義） |
■ 炎のメモリー (LS-86) （
発売日：2000.04 ヒーロー：ローマン・ジャスティス【私立探偵】 彼女が目覚めたのは木の上だった。彼女はパラシュートを装着し、高い木の枝に引っ掛かっていたのだ。しかも飛行機から飛び下りたという微かな記憶以外に自分の事が何一つ思い出せない！苦心して地上へと降りた彼女は落ちていたダッフルバッグの中を見て再び驚愕した。バッグには大金が入っていたのだ。私は犯罪に関わっているのかしら…？不安に怯えながら森をさまよっていた彼女は見つけたキャビンに入り込んで眠ってしまった。 題名見て消防士の話かと思ってたら全然違ってた（←単純）。ホリーが記憶を失ったキッカケになるある事件（読者には早い内に真相がわかるけど）を中心に進んでいくんですが、犯人が自己中過ぎて途中でつい笑ってしまったわ（＾＾；ところでこの話、ヒーローの兄二人の話もあるんだよね〜？そっちでまとめて再版してくれた方が良かったのに…（ボソ） |
■ 花嫁の困惑 (SB-5 『花婿に恋する日』に収録) （
発売日：2005.01 ヒーロー：ジャスティン・ウィーラー【牧場主】 その日は朝から雪が降り続いていた。市街がほぼ通行不能になる程の雪の中、店にやって来たジャスティンが泊まる所がなく困っていると知ったマリリーは、咄嗟に自分の家に泊まる様薦めてしまう。彼女は以前からジャスティンに憧れていたのだ。その晩彼女の家で意気投合した二人は結ばれるが、翌朝自分のした事に動揺したジャスティンは短い手紙を残しただけで黙って立ち去ってしまった。それから６ヵ月後、決まり悪さを覚えながらもマリリーの勤める店へとやって来たジャスティンは、彼女が妊娠したと知って大勢の客達の前で彼女に事の真相を問い質してしまい――。 ※感想※その日が二人の関係の始まりの日だと思ったマリリーと、一夜の関係だと思っていたジャスティンのすれ違いから始まる話。冒頭部分だけを読むとなんて男だ（怒）って感じなんですが、彼女と子供の事を知った後は良い感じです。――というかそれ以降は彼の母親の方が問題だったりするので、妻をかばう姿勢には好感大だったり（＊＾＾＊） |
■ 遅れてきた恋人 (LS-274) （
発売日：2006.01 ヒーロー：キング・マッキャンドレス【牧場主】 自宅寝室に侵入してきた男に襲われたジェシーは、死に物狂いで抵抗して九死に一生を得た。犯人の凶器を奪って相手を刺した彼女は両手を負傷し、何より心に深い傷を負って病院へと運ばれたが犯人は逃走してしまう。一方ジェシーが病院へ運ばれたとの連絡を受けたキングは急いで彼女の住む街へと飛んだ。幼くして孤児となったジェシーは父の友人であるキングの父に引き取られ、二人は牧場で一緒に育ったのだが、大人になった彼女は彼に何の相談もなく家を出てしまったのだ。その裏にキングへの押さえ切れない想いがある事など彼には知る由もなかった…。 ※感想※いつもながらヒロインを何としてでも守ろうとするヒーローが良い感じ（＊＾＾＊）傲慢なタイプかと思ったらそうでもなかったし、時々赤面したりする可愛い面もあったりして（笑）。ただヒロインの心の傷がかなり辛い物なんでちょっと読むのが辛かった場面も。終盤のヒーローの態度はう〜ん、もうちょっとヒロインに心を開いて頼って欲しかったかな〜？ |
| 作品リストに戻る |
 |
こちらをクリックしてトップページへ⇒
