ブックレビュー > 日本人作家 > 日向夏

薬屋のひとりごと/ヒーロー文庫
■ 薬屋のひとりごと [2014/09 刊]  (⇒電子貸本Renta!で読む

amazon >https://amzn.to/4dx3UKH

大陸の中央に位置する大国。その都の花街で薬師をしていた猫猫(マオマオ)は、薬草を取りに行った先で人さらいに遭い後宮に売られてしまった。最下級の下女として無難に2年の年季を終えるため目立たないように過ごしていた猫猫。その頃後宮では生まれて間もない皇帝の子供たちが次々と体調を崩して亡くなっており、呪いの所為ではないかと噂になっていた。存命の二人の御子も重病だと聞いた彼女は、垣間見た妃の様子から病の原因に気づき、ひそかに警告の文を届けるが…。

※感想※
タイトルは知ってたけど読んだことはなかったこのシリーズ。アニメ化を機にガッツリはまりまして、ウェブ版を一気読みし、書籍にも手を出してしまいました(^^; 好奇心と少しの正義感から次々起こる事件の謎を薬屋の知識を駆使して猫猫が読み解いていくのが楽しい……というか、美貌の宦官・壬氏さまから面倒な事案を投げられた猫猫の塩対応が楽しい(笑)。1冊目の時点での壬氏にとっての猫猫は少女マンガでいう所の「面白れぇ女」枠ですよね〜。二人のやり取りをついニヤニヤしながら読んでしまうわ。
作品リストに戻る
検索サイト等から直接このページに来られた方は
こちらをクリックしてトップページへ⇒