| 寺嫁さんのおもてなし／富士見Ｌ文庫 |
■ 寺嫁さんのおもてなし 和カフェであやかし癒やします [2017/09 刊]
１８歳の誕生日の朝、人の言葉を話す白い毛並みの子虎に起こされた真白は鏡に映った自分の姿に愕然とした。狐の様な真っ白の耳と尻尾が生えていたのだ！子虎が持ってきた、つい先日亡くなった祖母からの手紙によると、真白の本来の姿は“あやかし”でそのままでは悪いあやかし―黒妖怪―に狙われてしまうのだという。現実主義者の真白には信じられない話だが、耳と尻尾を何とかしなくてはならないのも事実。しかも今住んでいる家も出なければならないと知った真白は、手紙に書かれていた龍の化身だという許嫁に会いに行く事にしたのだが… ※感想※人間になるために許嫁の龍成と結婚するか、千人の黒妖怪を退治するかって選択肢なので妖怪と戦う話かと思って読み始めたら全然違ってほのぼの系だった（笑）。確かにあやかし関連の諸々は起こるけど、どちらかというと貧乏寺をどうやって立て直すかの方がメインの様な…（＾＾；タイトルにある和カフェを始めるまでの話っぽいので続きが出るのかな〜？ …ところで表紙の爽やかな龍成と本文中の彼の描写に微妙な違和感を感じるのは私だけですか（笑） |
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