■ 貴族令嬢アイルの事件簿 偽学生、はじめました。 [2014/08 刊]

19世紀半ばのロンドン。女性の権利拡張を訴える運動に共感したアイルは、度重なる無断外出の所為もありレスウェイルズ女学院を退学になってしまった。これ幸いと学園を飛び出した彼女は、自宅を訪ねてきた一人の少年エリックに出会う。彼はアイルの従兄ウィルも在籍する全寮制私立の男子校シルバートン校に通っていた兄の自殺の真相を調べるために偽名でシルバートンに転入するつもりだったらしい。体調を崩し寝込んでしまったエリックの代わりに事件を調べる気になったアイルは、髪を切り男装してシルバートンへ向かうが…。
※感想※ 女性に生まれたせいで思う様に勉強もできない状況にじれるヒロイン…鬱屈する気持ちもわからないでもないんだけどちょっと突っ走りすぎじゃないかな〜とか(笑)。ある意味いくの先生の描くヒロインらしいといえばらしいと言うか、誰かを思い出すというか(^^;なんだかシリーズの序盤っぽい雰囲気なので続きがあるのかな?思わせぶりに何人も出てきたので途中で名前がごっちゃになったりしましたが(カタカナ名前覚えるの得意じゃないんで。汗)。個人的にはデレクが好きかな〜っていくの先生の思惑に乗せられちゃってますか私?(笑) |