| 思い出のとき修理します／集英社文庫 |
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■ 思い出のとき修理します [2012/09 刊]
恋に破れ仕事も辞めた明里は、子供の頃少しだけ暮らした町へと引っ越してきた。彼女の新たな住まいとなった寂れた商店街のとあるショーウィンドウには“おもいでの時 修理します”という謎めいた看板が。その店舗、時計店を営む秀司や神社に住み込む大学生太一と知り合った明里は、太一が拾ってきた古いオルゴールの持ち主を探す事に。オルゴールの中には母子と一匹の黒猫が写ったネガフィルムが入っていた――。 全体的に大きな波もなくほんわか進んでいく印象が。どこかのサイトで癒し系と書いてあったけど確かにそんな感じかも。主人公の明里にも、常に穏やかな秀司にも乗り越えられないままの過去があって、それを色々な人達との関わりの中でじんわりと解きほぐしていく短編集です。個人的にはチャラい大学生・太一が不思議ちゃんならぬ不思議君？で気になるんですけど。なんていうの、神様の遣い的な？（笑） |
■ 思い出のとき修理します２ 明日を動かす歯車 [2013/09 刊]
明里を突然訪ねてきた妹の香奈は、姉の帰宅待ちをしていた喫茶店で出会った女性から古い時計の預かり証を受け取ってしまう。会った事もない姉の遺品だというその時計を自分の代わりに好きにして欲しいと言われたものの、それが秀司の店で見た時計の物だと気づいた明里に諭されて謎の女性を探そうとするが…… |
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■ 思い出のとき修理します３ 空からの時報 [2014/12 刊]
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