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発売日：1989.10
私的好み度：★★

再婚を目前にしたバレンジャー兄弟の父とアビーの母が交通事故で死亡してから５年。当時１５歳だったアビーはバレンジャー兄弟に引き取られ、妹の様に可愛がられて過ごしてきた。しかしアビーももうすぐ２１才。プレイボーイと評判のカルフーンに恋をしているのだが、彼はアビーを子供としてしか見てくれない。洗練された女性になる為の第一歩として男性ストリップを観に来たのは最良の方法とは言えないかも知れないが、こんな所にいるのを知ったらカルフーンの私を見る目も変わるだろう。だがチケット売り場に並んでいたアビーは、いきなり列から引っ張り出された。「その上着に見覚えがあると思ったんだ」其処にはカルフーンが立っていた。瞳に怒りの色をちらつかせて。

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発売日：1989.11
私的好み度：★★

ジャスティンはジェイコブズ家の屋敷や家財道具が競売にかけられるのを複雑な気持ちで眺めていた。シェルビーの父が借金を残して亡くなった為、ジェイコブズ家は破産してしまったのだ。６年前ジャスティンはシェルビーと婚約をしていたが、彼女の父から「シェルビーはトム・ウィーラーとベッドを共にしている。ジャスティンとの婚約は乗り気でないトムを嫉妬させる為にシェルビーが仕組んだ物だ」と言われ、婚約を解消した。それ以来ジャスティンはシェルビーを避けてきた。一方シェルビーは今でもジャスティンを愛していたが、彼が自分の事を許してくれる事はないだろうと思って苦しんでいた。６年前の出来事は父の策略だったのだと言っても彼は信じてくれないだろう。

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発売日：1989.12
私的好み度：★★

アリゾナで観光牧場を経営しているネルは９年前のある出来事があってから男性恐怖症になってしまい、いつもだぶだぶのジーンズとブラウスに身を包んでいる。そんな彼女の前に一人の男性が現れた。タイラーはネルの伯父の紹介で彼女の観光牧場を手伝う為にテキサスからやってきたのだ。タイラーに他の男性とは違う物を感じ始めたネルは甲斐甲斐しく彼の身の回りの世話をし始めたが、家政婦がタイラーに言った一言をきっかけに彼の姿を見ると逃げ出す様になってしまった。一方タイラーは引っ込み思案なネルに心を揺さぶられていたのだが…。

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発売日：1990.11
私的好み度：★

人気ロックバンド“デスペラード”のボーカリストであるアマンダは、ある日突然ステージ上で声が出なくなり、静養する為にワイオミングへやってきた。叔母の恋人がコテージを貸してくれる事になったのだ。辺りは一面の銀世界。そんな中、車を走らせていた彼女の目に男性が雪の中をそりでやってくる姿が映った。彼は牛達に干草をやっていたのだ。その光景を微笑ましく感じたアマンダは、彼にコテージまでの道を聞こうと声をかけた。だがその瞬間、彼はこちらを睨み付けた。

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発売日：1990.12
私的好み度：★★

「とめて！」自分の叫び声でアラベラは目を覚ました。彼女は冷たい台の上に寝かされている。身体はズキズキと痛み、ドレスは血塗れ。そして白衣を着た男性が顔を覗き込んでいる。さっきまで父の運転する車に乗っていたはず…あぁ、事故にあったんだわ。その時聞き覚えのある声がした。その声の持ち主が誰かに気づいて、アラベラはギョッとした。声のする方を振り向いた彼女の目に映ったのはイーサンの姿。アラベラがずっと愛していた男性。だが彼は４年前のあの日アラベラを拒み、その直後に他の女性と結婚した。結婚はすぐに破局したらしいが…彼が何故こんな所にいるんだろう？

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発売日：1991.9
私的好み度：★★★

牧場主の娘ペネロペは、父の牧場のカウボーイ頭Ｃ・Ｃに片思いをしていた。３年前にふらりとやってきた彼は誰にも過去を語ろうとはしない。そんな彼が１年に１度ひどく酒を飲む日があった。酔っている姿を酒嫌いの父に見られたら、Ｃ・Ｃは解雇されてしまう。しかし彼女の心配を余所に、Ｃ・Ｃはコテージで酒を飲んだ後、更に国境を越えた町まで飲みに行ってしまった。心配して後を追い、彼を見つけたペネロペだったが、彼女の姿をみたＣ・Ｃはとんでもない事を言い出した。彼は彼女をおどしてメキシコの教会で結婚式を挙げてしまったのだ。しかし翌朝Ｃ・Ｃに事の次第を問い詰められたペネロペは「夢でも見たんじゃない？」と言ってしまい…。

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発売日：1992.1
私的好み度：★

仕事でやってきたシカゴのホテルにあるバーで、ハーデンはひとり酒を飲んでいた。そんな彼の耳に軽やかな笑い声が聞こえてきた。彼はつい声のする方に目を向け、その女性から目を離せなくなってしまう。微笑んでいるのに、彼女の目は悲しそうに見える。その女性ミランダはハーデンの視線を感じて振り返り、彼に声をかけてきた。「あなた、私が欲しいの？」彼女の手には結婚指輪がはまっているのに。軽蔑する様な言葉を返したハーデンに、彼女は夫は三週間前に亡くなったのだと告げ、涙ぐんで出て行った。彼女が忘れていったバッグを渡そうと後を追ったハーデンの目に映ったミランダは橋の欄干から身をのり出していた。まさか飛び込むつもりじゃないだろうな？

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発売日：1992.9
私的好み度：★★

アンナはこの２年間エバンに振り向いてもらおうと努力してきた。だがどんな行動をとっても彼は答えてくれない。「君は僕から見ればほんの子供だ」エバンはいつもこう言ってアンナの事を拒むのだ。実はエバンはアンナに強く惹かれていたのだが、彼女がおそらくバージンだという事に抵抗を感じていた。彼は以前バージンの女性と付き合って、悲劇的な結末を迎えた事があったから。そんなある日パーティーの席でエバンがモデルのニーナを連れているのを見たアンナはショックを受けた。彼は私を避ける為に昔の恋人まで連れ出したのだ。アンナの気持ちはこの場にいる全員が知っているというのに…。

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発売日：1993.1
私的好み度：★

フェイは今この現状から救い出してくれる人物を待っていた。両親が飛行機事故で亡くなって以降、彼女は伯父と暮らしていたが２１歳になるまで財産は伯父に全て管理され、その伯父は彼女をある金持ちの男と結婚させようとしているのだ。衝動的に入った場末のバーで酔っ払いに絡まれたフェイは、ドノバンという名の男性に助けられた。フェイは初めて会った筈の彼に親近感を覚えるが、彼は金持ちの女性は嫌いだという。「人生は自分で切り開くものだ」という彼の言葉に後押しされ、バレンジャー飼育場で働き始めたフェイは、数週間後に事務所で偶然ドノバンに再会したが、彼はフェイに冷たい態度を取り――。

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発売日：1994.1
私的好み度：★

ボスが新婚旅行へ出かける間、オフィスの留守居役を任された秘書のメロディは、無事役目が果たせるかどうか不安で一杯だった。そこへボスの従兄弟エメットがやって来た。ロデオレースに行く間３人の子供達を預かってくれという彼はメロディを毛嫌いしている。エメットの前妻がメロディの兄と駆け落ちし、メロディがその手助けをしたと思っているのだ。夕方迎えに来たエメットが子供達を連れて帰りほっとしたのも束の間、その晩エメットが脳震盪で入院し、退院までの間彼女が子供達の面倒を見る事になってしまい――。