リン・グレアム[ハーレクイン・ロマンス 8]

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私的好み度は…
★＝う～ん、いまいち…/★★＝まあまあかな/★★★＝大好き！

ハーレクイン・ロマンス page 8

■ 愛することが怖くて　名ばかりの花嫁 (R-2721) （⇒電子貸本Renta!で読む）

原題：Bride For Real

発売日：2012.04
私的好み度：

ヒロイン：タルーラ（タリー）・スペンサー【インテリアデザイン会社経営者】
ヒーロー：ライサンダー（サンダー）・ヴォラキス【投資家】

※感想※

■ プラトニックな結婚 (R-2751) （⇒電子貸本Renta!で読む）

原題：Jewel In His Crown

発売日：2012.07
私的好み度：★★

ヒロイン：ルビー・シャカリアン【弁護士事務所の受付係】
ヒーロー：ラジャ・アル‐ソマリ【ナジャールのプリンス、摂政】

イギリスの田舎町で働くルビーの家に、ある日突然中東の国アシュールの宮廷顧問と名乗る老人が訪ねてきた。彼はルビーをプリンセスと呼び、正当な王家の一員だと言う。ルビーの母は若い頃アシュールの国王と結婚したが、男子を必要とした夫が新たな妻を娶った事が原因で離婚。その後母娘はアシュールを離れ、王家とは一切関わらずに生きてきたのだ…なのに何故？どうやら数年続いた隣国ナジャールとの戦争で世継ぎだったルビーの異母弟達も亡くなり、つい先日の飛行機事故で王位を継いでいた叔父家族も全員が亡くなってしまったらしい。自分がナジャールの王族との政略結婚に必要な駒なのだと気づいたルビーは老人を追い返すが、数日後ルビーの結婚相手だという男性が現れて――。

※感想※
…なんだろう、このヒロインずっと怒って叫んでたイメージなんだけど。まぁ今まで居ないも同然の扱いだったのに突然王族としての義務とか言われて、ろくな事前知識もなく見知らぬ文化圏に放り込まれれば叫びたくなる気持ちもわかるかも（＾＾；頼るべきヒーローは国のために生きるのが当然って育ち方をしてるから理解してもらうのは難しいしね～。しかもこのヒーローってばヒロインに関してだけ言わなくてもいい余計な一言を言ってる気が…（笑）。

■ 罠に落ちた恋人たち　予期せぬプロポーズ１ (R-2790) （⇒電子貸本Renta!で読む）

原題：Roccanti's Marriage Revenge

発売日：2012.11
私的好み度：★★

ヒロイン：ザラ・ブレイク【庭園設計士】
ヒーロー：ヴィターレ・ロッカンティ【銀行家】

幼い頃から両親に蔑ろにされて育ったザラ。できの良かった双子の兄を亡くして憔悴する両親を喜ばせようと、ギリシアの大富豪との結婚を決めた彼女の元に、ある日イタリアから庭園設計の依頼が入る。愛のない政略結婚の準備から逃れるようにイタリアへ向かったザラの前に現れたのはハンサムなイタリア人ヴィターレだった。彼に強烈に惹かれていくザラ。彼の誘惑の裏にどんな罠が仕掛けられているかなど気づきもせず…。

※感想※
それぞれ母親の違う三姉妹をヒロインにした３部作の１作目。次女のザラがヒロインです…が、自分に原因のない事で復讐に巻き込まれちゃった彼女。結構散々な目にあってるよな～（＾＾；一番の元凶である父親がもっと痛い目にあえば良いのに、とか思いながら読んでましたよ私。ところでこの邦題、罠に落ちたのはヒロインだけじゃ…？（っていうか仕掛けたのはヒーロー本人だし）と思ってたんだけど、罠にかけたつもりが思いがけずヒロインの魅力に捕まっちゃったって意味なのかな～（笑）

■ 見せかけの花嫁　予期せぬプロポーズ２ (R-2795) （⇒電子貸本Renta!で読む）

原題：A Deal At The Altar

発売日：2012.11
私的好み度：★★

ヒロイン：ベアトリス（ビー）・ブレイク【小学校の教師】
ヒーロー：セルギオス・デモニデス【実業家】

ザラの代わりにデモニデスと結婚しろっていうの？！ホテルチェーンの経営が傾き窮地に陥った父は異母妹ザラとの結婚を餌に大富豪デモニデスの援助を得ようと画策するも、ザラが他の男性と恋に落ちた事で契約は白紙に。どうしても彼の援助が欲しい父は、事故で半身不随となり車椅子での生活を余儀なくされた母への援助を打ち切るとビーを脅してきたのだ。いとこの遺児達を育てるデモニデスにとって子供の扱いが上手いビーはうってつけだという父に対し、ビーは地味な自分が彼の気を惹けるはずがないと確信しつつも渋々デモニデスへの面会を申し込むが…。

※感想※
異母三姉妹の長女ビーの話。両親の離婚後ずっと母の介護をしつつ優秀な成績を維持して教師になった苦労性ヒロインです。前作でちょっとは懲りたかと思ったヒロイン父はこれといって反省はしてないっぽいし～。お互いに惹かれてるのに最初の結婚の所為で結婚自体に懐疑的なヒーローと男性不審気味なヒロインではすんなりと上手くいく筈もなく…。――にしても、ヒーローが最初から最後までヒロインの胸に夢中な気がするのは私だけ…？（笑）

■ 愛人を演じて　予期せぬプロポーズ３ (R-2800)

（⇒電子貸本Renta!で読む）

原題：A Vow Of Obligation

発売日：2012.12
私的好み度：★★

ヒロイン：トーニー・バクスター【ホテルのメイド】
ヒーロー：ナヴァール・カジエ【実業家】

一夜の過ちで撮られた裸の写真を彼のパソコンから削除したいの、協力して――。職場の友人からの訴えに驚いたトーニーは秘かに憧れていた彼ナヴァールの行動に憤りを感じ、友人に言われるまま彼の泊まる客室からパソコンを持ちだそうとするが部屋に戻ってきた彼と鉢合わせしてしまう。問い詰められたトーニーは友人の語った話を彼に聞かせるが否定され、友人だった筈の彼女にもしらを切られてしまった。自分が犯罪に利用されたと愕然とするトーニーに対し、ナヴァールは警察に突き出す代わりにある取引を持ちかけてきて…。

※感想※
異母三姉妹の三女トーニーの話。ヒロインがその場の感情に流されすぎだと思うんですよ～。もうちょっと考えてから動こうよと思いながら読んでましたが（苦笑）。ま、この二人って絶対的に会話が足りてない気もするけど。ヒロインとよりも某女優との会話の方があれはどう聞いても付き合ってるでしょうよ！と思わざるを得ないというか何というか…真相を読んでえぇ～それであの会話？と思ったのは私だけですかΣ（・△・；

■ 秘密のまま別れて (R-2836) （⇒電子貸本Renta!で読む）