★＝う〜ん、いまいち…/★★＝まあまあかな/★★★＝大好き！
| その他 ハーレクイン page 3 | |
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■ 汚れなき花嫁 (ウエディング・ストーリー2004) （
発売日：2004.9 ヒーロー：フォークナー・スコット【銀行家】 娘の幸福は裕福な男性との結婚だと信じて疑わない両親をやっとの事で説得し、念願の大学入学を果たしたシェリー。春休みを利用して友人達とフロリダのビーチにやって来た彼女は、夕食のレストランでしばしば見かける魅力的な男性をうっとりと見つめる様になっていたが、どうやら相手の男性は迷惑がっているらしい。翌日ビーチで出くわした彼は冷たく言い放った。「僕は学生を相手にはしない。つきまとわれるのも迷惑だ」 ※感想※ヒロインを１０代の貧乏な学生だと思い込んでるヒーローは事ある毎に「子供には興味ない」様な事を言ってる割には手はしっかり出してるよなぁ（＾＾；ヒーローよりもその息子の方が将来有望な感じ（笑）…っていうか息子がいなければ絶対にヒロインを手に入れる事はできなかった筈！（←言い切るな） |
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■ かなわぬ初恋 (L-1139) （
発売日：2005.5 ヒーロー：ラッセル・カリー【牧場主】 子供の頃両親を相次いで亡くしたティシュはカリー家の長男ラッセルによって引き取られ、カリー家の養女として育った。実際に彼とは本当の兄妹の様に仲が良かったのだ。１年前、更衣室でタオル一枚で男性といたティシュを見つけたラッセルが怒りに任せて彼女にキスするまでは。更衣室にいた蛇に驚いた彼女をその男性が助けてくれただけだと説明する機会もないまま、傷ついた彼女は荷物をまとめて故郷を後にした。二度と帰郷はしないと心に決めて――。 ※感想※読んでてなんか違和感があるな〜と思ってたら７９年の作品なんですね。どうりでテープレコーダーが最新な訳だ…（＾＾；相変わらずヒーローが何をしたいのかよく判らないんですが（ヒロインを罵って突き放したと思ったら次にはキスしてみたり）、まぁこういう作風だからなぁ。ヒロインが子供の頃の心の傷と向きあう辺りは結構好きかも。終わり方がちょっと唐突過ぎる様な気がするのが残念。 |
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■ 悲しい秘密 (PS-33) （
発売日：2005.6 ヒーロー：コード・ロメロ【傭兵、牧場経営】 マギーは同じ里親のもとで育ったコードへの想いを断ち切って海外で働く事を選び、中東の国カーウィに職を得た。その前に友人グレッチェンと共に休暇を兼ねてモロッコを訪れた彼女だったが、コードが爆発物処理の最中に事故にあい失明したとの報せを受けて帰国を決意する。飛行機を乗り継ぎ、３日かけてヒューストンへ戻ったマギーは彼の失明が一時的なものだと知りホッとするが、コードの態度はいつにも増して冷たいものだった。彼女がモロッコにいた事など知らないコードは、車で２０分の距離に住んでいる彼女が直ぐに駆けつけてこなかった事を憤っていたのだが――。 ※感想※『砂漠の君主』でグレッチェンに後を託してコードの元へ駆けつけていったマギーの話。なので『砂漠〜』とほぼ同時進行で展開してます。ロマンスとしてはいつものダイアナ・ヒーローみたいに誘惑しては突き放したりしてないので（いや過去に散々やったんだろうが…）割とわかりやすい行動をとってますが、ヒロインが悲惨な過去の出来事に呪縛されてる…というか秘密を知られたら絶対嫌われると思ってるので上手くいかない〜。読者的にはもどかしい展開が（うずうず）。そこにコードを狙う犯罪組織との戦いが絡んできて…って感じ。『テキサス探偵物語』の面々が結構な頻度で出てきます（＾＾）ｖところで最後の方の文を読むと『かなわぬ恋』もほぼ同時進行らしいんだよな〜。この３作品全部に出てくるボヨはこの短期間に世界中を移動しているのか…（笑） |
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■ 純真な片思い (D-1100) （
発売日：2005.9 ヒーロー：ブライアン・モアランド【市長】 新米新聞記者のカーラはある晩餐会で男性から鋭い目で睨まれている事に気付いた。彼はブライアン・モアランド。市長である彼は今朝の朝刊に誤報が載っていた事で怒っているのだろう。カーラの想像通り彼は彼女をつかまえて厳しく叱責した。記事を書いたのは自分でないとの弁解もできず、傷ついた彼女は恐怖と悔しさからその場を離れて泣き崩れる。その後、早目にパーティーから抜け出したカーラは、車を停めてあった通りでチンピラにからまれてしまう。そこを助けてくれたのは何とブライアン・モアランドだった。それを切っ掛けに彼と食事に行く約束をしたカーラは彼に惹かれていくが… ※感想※元新聞記者だったダイアナが書いたんだからリアリティを求め…たい処なんだけど、この新聞社って大丈夫なのか？と思う場面がチラホラ。誤報が多すぎるというか、タブロイドじゃないんだから情報の裏ぐらい取ろうよ、後から１日で真相が探れる程度の罠なんだからさーと読みながら思わず呟いてみたり（＾＾； |
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■ 宿敵の口づけ (L-1160) （
発売日：2005.10 ヒーロー：クリント・レイゲン【牧場経営】 結婚式直前に婚約者の裏切りが発覚し婚約解消したマギー。失業中の彼女に友人であるジャナがある提案をしてきた。彼女の兄クリントの牧場で臨時の秘書をしないかというのだ。その提案にマギーは動揺する。３年前クリントに夢中だったマギーは彼の気を引こうとおしゃれをして彼の後をついてまわった。そんな彼女をクリントは冷たく突き放したのだ。それ以来出来るだけ彼と会うのを避けてきたのに…。 ※感想※ヒーローが何をしたいのか全然わから〜ん！（爆）キスしてみたり抱きしめたと思ったら次の瞬間には突き放す…アンタ一体（−−；これで「昔から好きだった」とか告白されても、私なら信じないけど（笑）。途中で出てきた脇役の彼の唐突な退場も「え？何で？」って感じでしたが。ま、彼とヒロインの遺跡に関する会話もちょっと違和感あったけどね。ギリシアへ行ったと聞いて何故最初に聞くのがポンペイ？ポンペイってイタリアじゃなかったか？ついでに言うならトロイはトルコだ（＾＾； |
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■ 涙の湖 (D-1106) （
発売日：2005.11 ヒーロー：エイドリアン・デヴェルー【会社社長】 「明朝８時にアトランタに飛べ。向こうで＜デヴェルー・テキスタイル＞に関する記事をまとめるんだ」上司のその言葉を聞いてダナは凍りついた。３年前彼女は潜入取材の為に身元を偽ってエイドリアン・デヴェルーの秘書となった。そして彼女が書いた記事の誤植が原因で彼の会社は潰れ、彼はすべてを失ったのだ。そして今、再起して成功した彼がとうとう復讐に乗り出したらしい。 ヒロインがあまり好きになれないんだよな〜。自分が彼にした事を考えれば復讐されても仕方がない…とか言ってる割には謝ってないし。彼の事ばかりに言及してるけどさ〜、あなたの記事の所為で失業する羽目になった従業員達はどうでもいいんか？洪水の被害にあった子供に同情して精神的に不安定になる前に考える事があるんじゃ？って気が。ヒーローの復讐もあんまり復讐っぽくないし…というか、他の本の態度がコロコロ変わるヒーローの行動の方がよっぽど復讐っぽいかも（苦笑） |
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■ 若すぎた妻 (PS-37) （
発売日：2006.2 ヒーロー：ジャド・ダン【テキサス州騎馬警官、牧場の共同経営者】 酔った父親が振るう鞭から子馬を守ろうとしたクリスタベルは、父の怒りを買い背中を鞭で打ち据えられ重傷を負った。偶然そこへやって来たジャドによって父は逮捕され、彼はその後クリスタベルと母を守る為に彼女と書類上の結婚をしたのだ。それから５年。ジャドは彼に想いを寄せるクリスタベルの気持ちに答える事も、彼女に触れる事もなく過ごしてきた。だがもうすぐ、クリスタベルが２１歳になればこの結婚は解消される。思い悩むクリスタベルを余所に、ジャドは映画撮影にやって来たモデル・ティピーと親密な様子を見せるようになり… ※感想※テキ恋シリーズの『実らぬ純愛』とほぼ同時進行。あちらの話で解決しなかった牛を殺された事件がこの話で解決します。――この翻訳順もうちょっと何とかならんのか…（−−； ストーリーはいつも通り（笑）ヒーローを一途に思うヒロインと、それに答えるには抵抗があって煮え切らない態度を取るヒーロー。散々ヒロインを傷つける様な行動を取ってきた自覚が全くなく、彼女を失いそうになってから如何に自分がひどい事をしてたか気づいた所で遅いわっ！って突っ込みたくなる事請け合い（笑）。口に出さなきゃ気持ちなんて判んないに決まってるじゃん！と本を読みながら呟いてた私（＾＾； |
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■ 愛に裏切られても (PS-42) （
発売日：2006.12 ヒーロー：キャッシュ・グリヤ【ジェイコブズビル警察署長】 ティピーは映画のロケで訪れたテキサスの町ジェイコブズビルで謎めいた男性キャッシュと知り合った。出会った当初は互いに避け気味だったが、知り合う内にティピーは彼に惹かれていく。そのキャッシュが休暇でニューヨークへやってくる事になり、ティピーの胸は浮き立った。彼女の弟ローリーを交えて楽しく過ごした休暇の最後の日を二人で過ごしたティピーとキャッシュは愛を交わすが、翌日気まずいまま別れてしまう。しばらく後、妊娠に気づいたティピーは喜ぶが、強引な助監督に言われて行ったスタントの所為で流産してしまった。しかも彼女がわざと流産したかの様に書き立てたタブロイドの記事を信じたキャッシュはティピーとは２度と関わるまいと決意する。しかしその直後にローリーが誘拐される事件が起き… ※感想※以前に出た本の中でもチラチラと触れられていた二人の過去はそれぞれ悲惨なもので（…の割には誰が聞いてるか判らない路上で話をしてる辺りにちょっと違和感があるけど）、その過去を互いに支えながら癒していく後半の展開は良かったけど、どこか印象が薄いんだな〜。中盤に起こる誘拐事件は確かに印象に残るけど、途中から他の本との兼ね合いが気になり始めちゃって、もう。アレ？このエピソードってどの話に出てきたんだっけ〜？とか（笑）スピンオフの良い所でもあるけど悪い所でもあるよね（＾＾； |
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■ 許されぬ過去 (PS-47) （
発売日：2007.8 ヒーロー：コルビー・レイン【石油会社保安部次長】 片腕を失い、傭兵を辞めざるを得なくなったコルビーは、友人のフィリップ・ハンターが保安部長を務めるリッター石油会社の保安部次長として新たな生活を始めることになった。だが入社間もないある日、社員の子供らしき少女から、片腕を失った経緯を指摘されて激怒したコルビーは思わず少女を怒鳴りつけてしまう。彼女を泣かせてしまった事に罪悪感を感じ、謝りに行った彼は少女の母親の姿を見て驚いた。７年前、結婚してわずか１日で別れた最初の妻、サリーナが大人の女性となって目の前に現れたのだ。 ※感想※『ペーパー・ローズ』などに出てきてたコルビーの話。『壊れた恋心』（テキ恋２８）で語られていた、麻薬組織との戦いの続きというか結末というか…まだ続くのかな、これ？（−−；主役二人の結婚の理由も褒められたものじゃないと思うんだけどさ、ヒロイン父の仕打ちがね〜、当人が亡くなってるだけにどこを責めればいいやら…って感じでモヤモヤ。ま、ヒーローのその後の行動も、そして現在の状況もどうよ？って感じだけど（苦笑）。ヒーローと娘（ま、最初の方で明かされるから書いても良いかと）の間の不思議な繋がりは結構面白かったけど、どうもストーリーに入り込めなかったんだよね〜という事で★１つ減。ところで相変わらず懐かしい人物が次々出てくるけど、なんかどうも時系列がねじれてる気がして仕方がないんですがｆ（＾＾； |
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