ブックレビュー > 外国人作家 > ジェシカ・スティール
私的好み度は…★＝う〜ん、いまいち…/★★＝まあまあかな/★★★＝大好き！
| ハーレクイン・ロマンス page 6 | |
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■ 罪なジェラシー (R-1422) （
発売日：1998.9 ヒーロー：ソール・ペンドルトン【実業家】 ロンドンで女友達３人と共同生活をしているエリス。ある晩、彼女は同居人の一人ニッキに車を貸すが、ニッキは車をフェラーリにぶつけ大損害を与えてしまった。パニック状態のニッキが咄嗟にエリスの名前を名乗っただけでもショックなのに、２ヶ月前彼女に頼んだ自動車保険更新の書類と小切手が提出されていなかった事が判明。自分の車とフェラーリの修理代なんてとても捻出できない。エリスは支払い期間を猶予してもらおうとフェラーリの持ち主ソール・ペンドルトンに会いに行った。彼は借金の埋め合わせにあるパーティーに同伴する様求め、いぶかしみながらもパーティーに出席したエリスは、そこでソールが上司の妻と不倫をしている現場を目撃してしまい… ※感想※ヒロインの同居人もそうだけど、妄想激しすぎません？（笑）ま、妄想というより邪推？決定的な場面を見た訳でもないのにヒーローが人妻と不倫をしていると決め付けてるし（多分に嫉妬の所為って気もするけど）。初対面からずっとヒーローに突っかかってる印象があるんだよな〜。最初は自分が事故の加害者側なのにねぇ…自覚無し？（＾＾； |
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■ ボス運の悪い人 (R-1574) （
発売日：2000.4 ヒーロー：バーデン・カニングハム【実業家】 父、母、義父と次々に亡くしたエミーの家族は、今では義父の母であるハンナおばさんだけ。そのハンナおばの様子が最近おかしい。物忘れが激しくなり、警察に保護される事もしばしば。その度に遅刻や欠勤をする羽目になるエミーは秘書としての能力がありながらも職を転々とせざるを得ないのだ。でももう安心だわ。おばが自らの意思で老人ホームに入る事になり、彼女を経済的に援助できるだけの高給が約束された仕事に応募したエミーは、最終面接で上司となるバーデンに「私生活には何の問題もない」と言い切るが… ※感想※過去はともかくボス運悪くないじゃん！とついつい呟きたくなったり（笑）確かに最初は次から次へと違う女性から電話かかってきたり、パーティ会場まで書類を届けろって言ってみたり…てな感じでしたけどさ、ヒロインの事情を知ってからはかなり良い感じだと思うのね？男性不信気味のヒロインには通じていないけども（＾＾； |
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■ 危険な恋のドライブ 生涯に一度の愛を１ (R-1688) （
発売日：2001.6 ヒーロー：トムソン・ウェイクフィールド【会社社長】 義父と義妹と共に住んでいた家をある出来事がきっかけで出たヤンシー。卒業後ずっと家事手伝いをしていた彼女に就ける職は中々なく、従兄のグレビルが重役を務めるアディソン・カーク社で運転手として働く事に。仕事は楽しかったが送っていった重役を待つ時間に耐えられず、空き時間に車を走らせていたヤンシーはガソリンが残り少ない事に気づいて慌てて車線変更し、あやうく後ろから来た車とぶつかりそうになってしまう。抗議しようと降りてきた男性に逆に怒鳴りつけてしまったヤンシーは、翌日相手の男性の正体を知る。彼はアディソン・カーク社の社長だったのだ！仕事中にいる筈のない所で事故を起こしそうになったなんて彼は私をクビにするに違いないわ！ ※感想※次々と相手を変える母親達を見て育ち、決して母親の様にはなるまいと誓い合った従姉妹同士３人の話を描くシリーズ１作目……なんだけどこのヒロイン駄目だ〜（−−；「もう二度とやりません」って台詞がこれ程空々しく聞こえるヒロインも珍しいんじゃないの？会社の車を私用で使いまくり、理由を聞かれたら嘘をついて（まぁこれには事情があるけど）、反省したと言った舌の根も乾かぬ内にまた同じ事を繰り返す…ヒーローよ、この女のどこがそんなに良かったの〜？！ |
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■ 恋人もいないのに 生涯に一度の愛を２ (R-1695) （
発売日：2001.7 ヒーロー：イェーガー・アーカート【実業家】 フェニアは勤務先の託児所で途方に暮れていた。預かっている幼児ルーシーの迎えが来ないのだ。あいにく託児所の責任者は急用で不在、連絡先も判らずどうしようかと思っていた所にルーシーのおじだという男性が現れた。イェーガー・アーカートと名乗った男性は、交通事故に遭ったルーシーの両親の代わりに姪を迎えに来たらしい。彼の身元を確認するすべのないフェニアは仕方なく、ルーシーを連れて彼のペントハウスに行き一晩泊まる事に。だが一晩だけの筈がしばらく彼の家で同居する事になってしまい… ※感想※普段子供と接する事のないヒーロー。子供扱いの上手いヒロインに頼み込み、同居をＯＫしてもらって一安心…と思いきや「昼は私が見てたんだから、夜はあなたの番よ」とか切り替えされてオロオロ（笑）。相手を意識したり、家族的な雰囲気になりすぎだと警戒してみたり…お互いが相手の出方を見ながらのやり取りが続きます。終盤ヒーローの取った行動は褒められたもんじゃないけど、嫉妬ゆえと思えばまぁ許せない事もない…か？（どっちだ） |
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■ ただひとりの胸に 生涯に一度の愛を３ (R-1702) （
発売日：2001.8 ヒーロー：セア・バクセンデイル【会社重役】 資産運用コンサルタントとして若いながらも着実に実績を積み重ねてきたアストラ。男性と関わるのを避け、仕事一筋に生きてきた彼女は、大企業の重役セア・バクセンデイルから名指しで呼び出され、絶好のビジネスチャンスと張り切って彼のオフィスに出向く。だが初対面の筈の彼はアストラを手数料稼ぎの犯罪者だと罵った。彼の個人秘書の父親の担当だった彼女が紹介したプランに問題があると決め付けられ憤慨するアストラ。だが調査の結果、彼の指摘が正しくアストラは責任を取る形で辞職した。それから数日後、従兄グレビルに頼まれてパーティーに出席したアストラは思いがけずセアと再会し… ※感想※二人が出会うキッカケになった問題については結構早い段階で解決してるので、その後の展開にはあまり関係ないかも。ヒーローはヒロインを軽蔑し、指摘が正しかったのは判ってても彼のやり方に反発してるヒロインは意固地になる。そこにヒロイン従兄とヒーロー妹のロマンスが同時進行で絡んできて…って感じ。ヒロインがしっかり言い返してるんで話が軽快で楽しい（＊＾＾＊） |
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■ 恋するクリスマス (R-1824) （
発売日：2002.11 ヒーロー：ルーカス・タヴィナー【実業家】 ジャーメインがアッシュとつきあい始めて３ヶ月。そろそろ自分の信条を捨てて彼との関係を進めるべきかも知れない…そう思っていたジャーメインは、だがアッシュからの電話に凍りついた。２週間前から出張でスコットランドへ行っていたはずの彼が、実は兄ルーカスの屋敷でジャーメインの姉エドウィナと二人で休暇を過ごしていたのだという。美しい姉エドウィナはこれまでにもジャーメインの恋人を次々と奪ってきた。またしても同じ事が繰り返されたんだわ！その上エドウィナが落馬して背中を痛めたので世話をしに来て欲しいですって？！姉はアッシュの兄ルーカスに乗り換える為に芝居をしているに違いない。あきれ果てて断った彼女の元にルーカスが怒鳴り込んできて… ※感想※どんなにひどい事をされても家族なんだからかばわなければ…ってさ〜、相変わらずジェシカのヒロインは人が良いというか…（＾＾；私だったらさっさと見切りつけて本性暴露するけどね、こんな姉要らんわって感じ。更に上の娘を溺愛してる父親にまで責められて、なんて理不尽な。なんかもう二人のロマンスよりそっちが気になって仕方がなかったわ〜（苦笑） |
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