ブックレビュー > 外国人作家 > リン・グレアム
発売日:2007.11私的好み度:
発売日:2008.2私的好み度:
発売日:2008.6私的好み度:★★
世界的な海運会社ペトラコス・インダストリーズに派遣されたマディは、社長のジャニス・ペトラコスの姿を一目見たいと願っていた。14歳の時、白血病で余命幾ばくもない双子の妹を見舞ってくれた彼が妹の願いを叶えてくれた瞬間、ジャニスはマディのヒーローとなったのだ。だが役員会議でコーヒーを出す様上司に命じられた彼女は、緊張のあまり会議を台無しにする程の失態を演じてしまう。翌日、謝罪しようと社長室を訪れたマディは思いがけず着替え中の彼に出くわしてしまい、動揺して部屋を去ろうとするが…。
発売日:2008.11私的好み度:★★
ティルダは母から打ち明けられた借金の額に呆然とした。母はバカール国の皇太子ラシャドから巨額の借金の返済を迫られ、できなければ家から立ち退かねばならないという。再婚した夫からの暴言と暴力に怯えた母はパニック発作や広い場所を恐れる恐怖症に苛まれ家から4年以上出ていないと言うのに――。5年前、継父に無理矢理いかがわしいナイトクラブで働かされていたティルダは、そこでラシャドと出会い恋に落ちた。だが男の財産目当てのふしだらな女と誤解され、彼との交際は数か月で終わりを迎えたのだった。なんとか返済を待ってもらえないかとラシャドを訪ねたティルダに彼は非情な条件を突き付けてきて……。
発売日:2008.12私的好み度:
発売日:2009.1私的好み度:
発売日:2009.9私的好み度:
発売日:2009.10私的好み度:
発売日:2009.11私的好み度:
発売日:2010.9私的好み度:★★
エリナーはカラム王国の皇太子ムラドの宮殿で彼の娘の子守として働いている。今は亡き母が若い頃彼と恋人だった縁もあってこの仕事に就いたエリナーは、女たらしと評判の雇い主の事も父親の様にしか思っていなかった。そんなある日、21歳の誕生日だというのに惨めな夜を過ごし、家人のいない家にひとり帰宅したエリナーは、そこでムラドの弟ジャシムと出くわした。彼の言葉についカッとなって言い返してしまう彼女だったが、セクシーな彼につい惹かれてしまい、翌日には彼の誘惑に答えてしまった。彼が夫と子守の関係を疑った義姉に頼まれてわざと彼女を誘惑したのだとは思いもせずに…。